こんにちは、オッキーです!
今回は前に書いたバッテリーの続きを書いていこうと思います!
バッテリーを診断する際、電圧の他にCCAというものがあります。
CCAとはコールドクランキングアンペアの略で、エンジンの始動性を数値化したものです。 大型バッテリーほど数値が大きくなり大排気量になると大きいバッテリーを使うのはこのためです。
CCAの値が大きいほどバッテリーに瞬発力がありエンジンがかかりやすくなります。
普通の電圧計で計測して電圧が高くいから大丈夫と思ってもCCAが低いということがあります。
基準値が260CCAに対して195CCAです。
バッテリーの性能が低下している要因の一つと言われるサルフェーションが発生していても内部抵抗が増加し、CCAが低く表示されるようになります。
また、電極版が損傷していても、内部抵抗が増加し流すことの出来る電流値が少なくなるので、CCAが低く表示されるようになります。
つまりCCAが低い状態というのは容量が少なくなっている状態と、サルフェーションが発生している、電極版の損傷という状態を表している事になります。
サルフェーションとはバッテリーの電極に付着するゴミのようなものです。
サルフェーション除去する方法としてはパルス電流を流す充電器で充電などしないと除去できません。サルフェーションが起きやすい環境としては低充電状態ですのでこまめに乗ってあげたり充電したりしましょう!
ちなみにアフリカツインやCBR1000RR-Rに使われているリチウムイオンバッテリーは
数値がおかしい可能性がありますがCCAがとても高かったです。